今日は野迫川村・立里目指してお出かけしました

２００５年９月３日
奈良県・野迫川村・立里へ！
５０年前の父の記憶を辿る小旅行となりました

もうちょっとで立里のはずなのに、通行止め。
「お母さん、大丈夫？」
マリンもちょっと不安げな感じかな。（私もねっ）

まずは無事に立里荒神社に到着です

ここからの景色は雄大！日によっては雲海も楽しめるそうです

立里周辺は関西ではめずらしい白樺林が広がっています

林道をずんずん走り行き止まり。やっと着いたよ、立里集落。

マリンは早速虫さん探し！

ちょっとレトロな感じでしょ。小学校です。戦前の建物だそうな。今は廃校になっていて使われていません。

校庭で少し遊ばせていただきました

じぃちゃんは土地の人を見つけておしゃべりに夢中です

木陰で休憩して待っていようっと！

鉱山跡。入り口はもうふさいでありました。

せっかくここまで来たのだし、と、お次は野迫川・平へ！
ここは平維盛終焉の地という説があるそうな。

とても暑い日でしたが、景色はもう秋。ススキがたくさん風に揺れていました。

維盛塚に登ってみました

石碑がひとつ。栄華を極めた平家の貴公子だったそうですが、その最期に関してはいろんな説があるようです。

マリンはしばし休憩です。お空が近くなった分（？）暑いねぇ。

お庭ではお池のお魚が気になって仕方ない。
この後マリンは＜お池にはまってさぁ大変！＞

５０年前の父を思い出の場所を探しに、奈良県・野迫川村に行って来ました。立里鉱山・・・そこで父は月に１度、１年間で１２回、８ミリ映画の上映をしたそうな。最近になり父が懐かしそうに何度も話してくれるので、「では」と思い出の場所探しの旅が始まりました。

慌てて池から這い上がってきましたが、それでもやっぱりお魚が気になる。懲りないねぇ・・・

車で走ること３時間足らず。やっと立里集落に到着しました。父の思い出の場所には、車では行くことが出来ず、上から眺めるだけになりましたが、父はとても懐かしそうにうれしそうにしていました。行ってよかったね。今回のお出かけではマリンはお付き合い。遊んだ、というほども遊べずにちょっとタイクツだったかな。でもお留守番よりはいいよね。一緒にお出かけのほうがいいよね。

父の思い出を辿る旅はこれにて終了。
マリン、お付き合いをありがとうね。

立里の集落で小さな小学校と出会いました。鉱山で栄えた頃に出来たのだそうです。今は廃校になっていて、人の姿は見られず、建物もかなり傷んでいるように見えました。が、廊下には最後の生徒たちが描いたのであろう絵が今も飾られていたりして、ここで学んだ子供たちのことなどにしばし思いを寄せました。いつ頃まで使われていたのでしょう。今この集落には４戸ほどしか人の気配はありませんでした。